売上を上げる売り場作りの手法 POP編③ デザインとルール
今まで2回に渡ってPOPの種類や言い回し、書き方の説明をしPOPを活用することで売り場にとって「良薬」であることを説明しました。しかし、どんなに素敵なキャッチコピーで作ってもデザインやフォントがバラバラだったり、その色使いが悪いとPOPは売り場の「毒薬」となり売り場を殺してしまいかねません。では、良薬とするにはどの様にデザインを考えていけば良いのでしょうか?
■手書きPOPとPC作成POP
POP作成には手書きで作る方法とパソコンで作成してプリントする方法があります。どちらもメリット、デメリットがあります。平たく言うと、手書きは個性的ですが書く人のセンスが問われ、人によりばらつきが出ます。パソコンを使うと個性はなくなりますが、誰が作っても美しく整いやすい。
また手書きとパソコンを融合させるやり方もあります、例えば商品の説明文はパソコンで入力し「新作」や「値下げ」など短めで協調したい文言は手書きで付け加えるというやり方も出来ます。
■POPのデザイン
POPのベースデザインはなるべくシンプルにした方がお客様にとって読みやすいものとなります、凝りすぎて複雑なデザインにしないほうが良いでしょう。服のコーディネートと同様に使う色は3色以内にし、フォントの種類は統一し、文字の大きさもタイトル、値段、説明文別に決めて統一感を出しましょう。
下図のようになるとまさに「毒薬」となります。
■POPのルール化
手書きにせよパソコンにせよ、ルールを決めないと人によってデザインやフォントがバラバラになり美しく整わなくなってしまいます。
こういった風に
■まとめ
手書きにせよ、パソコンにせよPOPはルールを決めていないとバラバラになってしまい売り場の「毒薬」になってしまいます。
ルールを決めて運用しましょう。
次回はPOP編の最後、取り付け方や配置方法、適正な量 について解説します。
是非参考にしてあなたのお店のPOP環境を整えて、お店の「良薬」にしてください。