道の駅の売り場作り(VMD)とは? ②
■道の駅のVMD 其の二 陳列
宮崎県日之影町にある「道の駅青雲橋」がリニューアルするにあたりVMDを導入しました。プレオープン時は道の駅スタッフで商品陳列していましたが、いくつか改善点が見つかりました。
■陳列用什器の見直しと陳列方法の見直し
納品時に使うのでしょうか?青いプラスチック製カゴを使用して野菜が陳列されていました。また、乾物や土産品を置くカゴの種類がバラバラだったり、汚れていたりしましたので改善しました。
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青いプラスチック製カゴで、ぬくもりが無く高さも均一であるため単調な陳列になっていました。
after
木箱に変更しぬくもりを出しました、また中央にしいたけの原木を使ってディスプレイを作り「地元の原木しいたけ」であることをアピールし、遠くからでも視認できるようにしました。
after2
箱や木材などで高さをあえてバラバラに出して直売所っぽい演出に変更しました。
before
什器がなく、じか置きにしていたため倒れたり商品の顔(フェイス)が見えなくなっていました。また高さが単一で単調な陳列になっていました。
after
カゴ什器を追加して商品と商品の区分が明確にわかるようにしました、上段にはボックス什器を追加して陳列し、ボリューム感が出るようにしました。こちらのほうが見やすく、買いやすく、手に取りやすいですよね。
before
カゴの種類がバラバラでした、下段ではカゴが足りていませんでした。
after
こちらも同じく統一されたカゴ什器とボックス什器を追加して分かりやすい売り場にしました。
before
悪くはないのですが、リズムのない陳列でした。
after
こちらもボックス什器を追加してリズム感のある陳列にしました。ピラミッドのように積んで、三角構成するのがポイントです。
before
地元の作家さんや養護施設などで手作りされた商品が展開されていましたが、什器がバラバラなことと、各商品にむいていなかったので何が販売されているかわからない状態でした。
after
什器を一新しました、小さなアクセサリーや革小物は小さなカゴ什器にわけて分かりやすく陳列。メッシュ什器にはフックして展開するのに適した、いわゆる「面」で見せたほうが良い商品を陳列、フックが付いていなかったのでフックを購入しました。
目線の高さにコルクボードを配置して下のカゴに展開されている商品を貼り付けてディスプレイしました。いわゆるPP(ポイントオブセールスプレゼンテーション)を作りました。
まだまだ続きます。
まだまだ続きます。