売上をあげる売り場作りの手法 ③視認率
■売上をあげる売り場作りの手法③
覚えておきたい、いつもの数式です。
売上=客数×客単価・・・数式Ⅰ
客単価=導線長×立寄率×視認率×買上率×購買点数×商品単価・・・数式Ⅱ
今回は、視認率に焦点を当ててみます。
■視認率とは?
視認率とは言葉どおり、お客様が見る(視認)確率のことです。目に入らない商品を買う人はいませんし買えません。
せっかく丁寧に陳列してもお客様の視界に入らなければもったいないですよね。
下のハンカチ売り場の写真をご覧下さい。
〇で囲っている棚は暗くてよく見えていませんでした。一番下の棚部分に関してはもはや何なのかさっぱり分かりません。
修正後
思い切って最下段での販売を諦めて、棚を二段構成にして棚の間隔を広くして照明が当たるようにしました。さらに什器の上にバーを吊るしてそこにハンカチをディスプレイして遠くからでもハンカチコーナーがあることが視認できるようにしました。
■コンビニやスーパーでの取り組み「前だし陳列」
コンビニやスーパーなどでは、朝、昼、夕方のタイミングで商品を一番手前に持ってきて視認性をあげる前だし陳列を行っています。
この風景は見覚えがあると思います。
どんなに商品が少なくなっても一番前に商品を置いて視認率を上げています。
■陳列方法も大切
カゴになにかの商品が横向きに詰め込まれています、もはや見る気分にもならないのではないでしょうか?
■まとめ
商品が見えない=商品が無い という事です。
お客様の視界に入るように陳列を気をつけてみてくださいね。また、商品を陳列する際にどういった什器で陳列すればその商品が良く見えるのかを考えるといいでしょう。
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